ビフィズス菌の種類と特徴

ビフィズス菌にはいろいろな種類があると言われています。わたしたちの腸内ではその中でも、どれが多くどれが少ないかなどバランスが違うため腸内フローラも違っています。さてこのビフィズス菌の種類と特徴などを考えてみましょう。

 

ビフィズス菌はビフィドバクテリウム属

ビフィズス菌は今現在32種類が確認されていると言われています。広い意味では乳酸菌の一種とも分類されますが特に分けて考えるのは、他のいろいろな乳酸菌より違いがはっきりしているからなのです。

 

ビフィズス菌は腸内で健康のために働く細菌であり、ビフィドバクテリウム属に分類されています。ビフィズス菌は乳酸菌の代謝物以外に酢酸を作り出し、その殺菌力は悪玉菌を優位になることを防ぐ働きも強く、この辺も他の乳酸菌とは違うところではないでしょうか。

 

菌種について

現在32種類に分類され、約10菌種類が主に働いていると言われています。この中の幾つかの特徴をご紹介しましょう。

 

ビフィドバクテリウムビフィダム菌はビフィズス菌の中では、世界で初めて発見された菌種です。悪玉菌の増殖の抑制力が強く、ビタミンB群などの合成にかかわっています。またコレステロールを吸収する作用があるとも言われている菌種です。また胃の粘膜を保護し、胃の粘膜に棲んでいるピロリ菌の抑制にも効果があります。腸内環境や胃を強くしたい人は、このタイプを増やしましょう。

 

ビフィドバクテリウムロンガム菌は、一般にビフィズス菌配合ヨーグルトに使われているビフィズス菌です。腸内まで届く胃酸にも強いタイプの菌種で、善玉菌を増やし悪玉菌を減少させるという働きがあります。免役向上やコレステロール低下を望むならこのタイプを増やしたいものです。

 

ビフィドバクテリウムアドレッセンティス菌については、大人の腸内に棲みついているタイプのビフィズス菌です。腸内ではビタミンB群やビタミンKなどの合成に多いにかかわっている菌種といわれています。また善玉コレステロールを増やし悪玉コレステイロールを減少させる働きもあり、動脈硬化などの予防にも関係しているビフィズス菌です。動脈硬化予防を考えるならこのタイプを増やしましょう。

 

ビフィドバクテリウムブレーべ菌は赤ちゃんの腸内に多く存在し、アレルギーを抑制する効果が高く、赤ちゃんをさまざまな物質から守っています。また発癌予防にも効果が期待されている強力なビフィズス菌です。

 

ビフィドバクテリウムインファンティスは腸内環境の改善の他に、免役力を高めアレルギーを予防する効果があると言われています。また腸管出血性大腸菌の予防にも高い効果が期待されているビフィズス菌です。アレルギーを抑制し予防したい人には増やしたいタイプのビフィズス菌と言えるでしょう。